■ガウリシャンカール山はネパールの首都カトマンズより東北東約100kmにあるロールワリン・ヒマール山群に属する標高7,135mの山です。この山は双耳峰(そうじほう)という一つの頂上部にふたつのピークを持ち、地元民族の間では「最も聖なる山」と崇められ、ネパール語では「世界最高峰」という意味を持っています。この天空の聖地ヒマラヤにあるガウリシャンカールには未解禁の場所が多く、ここで産出されるものは主にスモーキークォーツが多く、険しい崖の崩落時のみ採掘されます。よってその石にはダメージが多いのも特徴の一つです。しかし、その採掘場所までは勿論車道など無く、現地の人の足で数日かかるといわれています。この為、産出量は極めて低く希少性のある聖なる山のパワーを持ったヒマラヤンクリスタルです。
○綺麗な黒光りするスモーキーシングルポイントです。少しダメージのある台形型のトップから流れ落ちるファセット5面に大小様々なレコードキーパーが刻まれています。
柱面は複雑に段をつけたカテドラルの様な形状と複雑なバーコードと条線が刻まれています。
◇自立はしません。柱面の3面は美しい表情を持っていますが、一方その反対側には、何かの鉱物等または外圧により成長を妨げられた荒々しい表状を持ち、その面は黒さを失い、内部は自然のクラッシュが見受けられます。しかしその面を覆うように再成長をしたかのような深いバーコードをなぞるとその存在が指に伝わります。またその底面から新たなもう一つの結晶が現れています。
色味は見る場所の環境光にもよりますが、黒に近い濃茶です。また水晶の透過は部分的に透ける所や透けない所が有りますが、透明度は低いスモーキーです。
産地:Nepal・Mt Gauri Shankar
サイズ:W51.6mm*D35.4mm*H84.5mm 重さ167g

◆レコードキーパー/Record-keeper◆
ファセット面に上向きの△が見られるもので、鉱物学的には、成長丘や蝕像のことをいいます。刻印された△は精神、肉体、情緒、霊性の完全な調和及び、全能の目の象徴しているといわれ、これまでの全ての出来事が刻まれている霊的な叡智への入り口とされています。持つ人の内なる自己を探り成長への触媒として働き、前進への妨げを取り除く助けをするといわれています。
◆スモーキークォーツ(煙水晶)/Smoky-Quartz◆
スモーキークォーツ(和名:煙水晶)とは結晶質の石英で、色が煙色や茶色で透明のものをいいます。恐怖心や、不安感を取り除きリラックスさせる効果があるといわれています。また、不眠症の改善や在能力を引き出す力があるといわれています。
※特に大きなダメージ等は記載させて頂いておりますが、天然石の性質上説明以外にも微細な自然な傷やクラック・内包物はあるものとさせて頂きます。これらは不良品とならず、返品の対象となりませんのでご了承願います。また、お客様ご使用のパソコン、モニター等の環境により、色やイメージの相違が出てしまう事もあります。サイズは概ねの寸法とさせて頂き、重さについても計測状況により若干の増減がございます事をご了承願います。